大会・ニュース|2026.09.09
9月10日・京セラドーム大阪。16時開始・全8試合の進行を目安表で示し、朝倉未来vs.青木真也からメインの王座戦まで、公式発表を軸に見どころを整理する。
「ANGEL CHAMPAGNE presents 超RIZIN.5 浪速の超復活祭り」は、2026年9月10日(木)に京セラドーム大阪で開催される。開場14時、開始16時、全8試合。平日開催で、しかもメインは王座戦という構成のため、「自分が見たい試合は何時ごろに始まるのか」を先に知りたい人が多いはずだ。この記事では、公式発表で確定している情報を土台に、試合開始時間の目安と、8試合それぞれの論点を分けて整理する。
RIZIN公式が発表している大会情報は、開催日が2026年9月10日(木)、会場が京セラドーム大阪、開場14時・開始16時(いずれも予定)である。放送・配信はスカパー!、ABEMA、RIZIN 100 CLUB、RIZIN LIVEの4系統。今大会からABEMAが公式メディアパートナーとなり、これまで配信を担ってきたU-NEXTはプラットフォームから外れた。視聴環境を昨年までと同じつもりで用意すると当日に困るので、ここは先に確認しておきたい。
前日9月9日(水)には公開計量が15時15分から行われ、こちらも配信される。会場観戦を予定している人向けには、公式から来場案内とグッズ販売ブースの情報が出ている。会場に行けない人向けには、イオンシネマでの声出し可能なライブビューイングも決まっている。
また、当初発表されていた冨澤大智vs.ドンマイ川端は、川端の眼窩底骨折により中止が発表された。この結果、当日のカードは8試合となっている。試合数は進行時間に直結するため、開始時間の目安を考えるうえでも重要な前提になる。
8試合・16時開始・ABEMAが公式メディアパートナー。この3点が当日の前提になる。
はじめに断っておくと、RIZINは試合ごとの開始時刻を事前に公式発表していない。2026年9月9日の時点で、超RIZIN.5のタイムテーブルも公開されていない。したがって以下は「公式発表ではなく、開始時刻と試合数から逆算した目安」である。
計算の根拠はシンプルだ。RIZIN MMAは5分3R。インターバル2回を含めた競技時間は最大でおよそ17分になる。これに入場、コール、煽り映像、判定発表、リング整備を加えると、1試合あたりの実所要はおおむね30〜40分に収まる。中間の35分で並べると、次のような並びになる。
第1試合 16:00〜16:20ごろ/第2試合 16:35〜17:00ごろ/第3試合 17:10〜17:35ごろ/第4試合 17:45〜18:15ごろ/第5試合 18:20〜18:50ごろ/第6試合 19:00〜19:25ごろ/第7試合・朝倉未来vs.青木真也 19:30〜20:05ごろ/第8試合・メインイベント 20:10〜20:45ごろ。終了は21時前後の見込みになる。
この目安は、前半でKOや一本が続けば前倒しになり、判定決着が続けば後ろへずれる。特にメインイベント前はセレモニーや長めの煽り映像が入りやすく、そこだけ想定より10分以上延びることがある。「絶対に見逃したくない試合の30分前には配信を開けておく」くらいの余裕を持っておくと安全だ。
当日の正確な進行は、ABEMAの中継とRIZIN公式SNSがもっとも早い。開始が押している場合も公式が案内するので、この目安表はあくまで生活の予定を組むための下敷きとして使ってほしい。
セミの朝倉未来vs.青木真也は19時30分前後、メインは20時過ぎ。前後30分の幅を見ておく。
第8試合は、ラジャブアリ・シェイドゥラエフとAJ・マッキーによる66.0kg契約のタイトルマッチ。RIZINとPFLの両団体にまたがる王座が懸かる一戦で、今大会でもっとも競技的な重みがあるカードだ。
シェイドゥラエフはキルギス出身。日本のリングでは、圧力と組みの強さで相手の得意分野を消してしまう試合運びを続けてきた。対するAJ・マッキーはアメリカの選手で、Bellator時代からフェザー級の第一線で戦ってきたキャリアを持つ。技術の総量で言えば、今大会でもっとも高い水準のぶつかり合いになる。
この試合の見どころは、シェイドゥラエフが得意とする「組んで押し込む展開」に、マッキーがどこまで付き合わずにいられるかという点にある。マッキーが距離を保って手数を出せる時間が長いほど試合は競り、逆に早い段階で背中をフェンス側に預ける展開が続けば、シェイドゥラエフのペースになる。
王座戦らしく、技術水準はカード中最高。組みの攻防に付き合うかどうかが分岐点になる。
第7試合の朝倉未来vs.青木真也は、今大会でもっとも検索されているカードだろう。71.0kg契約のMMA5分3R。打撃を主戦場としてきた朝倉と、日本のMMAで寝技を長く牽引してきた青木という、まったく異なる背景を持つ二人が向かい合う。
構図としては明快で、朝倉が立って殴り合う時間を長く保てるほど朝倉に、青木が組みついてマットへ引きずり込む時間を作れるほど青木に近づく。ただし、この単純さこそが観戦の面白さでもある。最初の1分で青木がどう距離を詰めるか、朝倉がその入り口をどう潰すかに、試合の大半の情報が詰まっている。
この試合が19時台後半に置かれる点も押さえておきたい。平日開催のため、仕事を終えて帰宅してから見る人にとっては、ちょうど間に合う時間帯になる。
打撃と寝技の入り口争い。最初の1分で試合の方向が見える。
第6試合はカルシャガ・ダウトベックvs.平本蓮(66.0kg)。ダウトベックはカザフスタン出身で、2019年3月を最後に公式戦で敗れていない。19勝3敗のうち15がKO・TKOという決着率の高さが特徴で、日本では関鉄矢、木下カラテ、YA-MAN、鈴木千裕、萩原京平と、トップ戦線の相手を続けて退けてきた。名前の知名度に対して戦績の中身が知られていない選手なので、事前に押さえておくと試合の見え方が変わる。
第5試合はホベルト・サトシ・ソウザvs.野村駿太(71.0kg)。サトシは柔術をベースに日本のリングで長く結果を残してきた選手で、組みに入られたときの怖さが際立つ。第4試合の斎藤裕vs.YA-MAN(66.0kg)は、技術で試合を組み立てる斎藤と、一撃の破壊力を持つYA-MANという対照的な二人の対戦になる。
第3試合はヴガール・ケラモフvs.高木凌(66.0kg)。ケラモフの組みと圧力に、高木がどこまで打撃で応じられるかが軸になる。中盤に並ぶこの4試合はどれもメインカード級の重さがあり、17時台から19時台にかけて息をつく間がない。
中盤4試合はいずれも実力伯仲。17時台から画面を離れにくい構成になっている。
第2試合はRENAvs.ナターシャ・クジュティナ(49.0kg)。クジュティナはリオデジャネイロ五輪の柔道女子52kg級銅メダリストで、32歳でMMAに転向した経歴を持つ。RIZINには2026年5月に初参戦し、浜崎朱加を1ラウンド腕十字で下している。RENAにとっては地元・大阪での再起戦であり、柔道由来の投げと組みへの対応が最大の課題になる。
第1試合の“ブラックパンサー”ベイノアvs.宇佐美秀メイソン(71.0kg)だけは、MMAではなくキックボクシング3分3R・オープンフィンガーグローブという特殊ルールで行われる。「なぜこの試合だけルールが違うのか」と戸惑う人が多いので、先に知っておくと開幕から気持ちよく見られる。打撃のみで、しかもオープンフィンガーグローブという条件は、通常のキックボクシングよりも一発が効きやすい。
全8試合のうち、MMAが7試合、キックボクシングが1試合。この構成上、16時ちょうどに配信を開けても最初はキックルールから始まる点は覚えておきたい。
第1試合だけキックボクシング。RENA戦の相手は五輪柔道メダリストという背景を持つ。
当日に情報が動く可能性があるのは、試合順の入れ替え、欠場・中止、そして進行の遅れの3つだ。いずれもRIZIN公式サイトと公式SNSが最初に発表するため、二次的なまとめ記事やSNSの伝聞よりも先にそこを見る習慣を持っておきたい。
配信で見る場合は、開始15分前にはアプリを立ち上げ、ログイン状態と購入状況を確認しておくと安全だ。とくにPPVは大会直前にアクセスが集中する。前日の公開計量の配信を一度見ておくと、当日の視聴環境の確認も同時に済ませられる。
試合結果を追う際は、決着ラウンドと決着時間まで含めて記録すると、後から振り返るときの精度が上がる。KOか判定かという結果だけでなく、何分何秒で決まったのかを見ておくと、次の対戦がどう組まれるかの読み方も変わってくる。
順番の変更・欠場・遅れは公式が最初に出す。二次情報より先に公式を見る。